2014年3月20日木曜日

ビューアー同時起動の条件などにつきまして


n3DS_view ver6.50とmPSV_view ver1.50からビューアーの複数同時起動に対応いたしました。

同時起動できる条件:

実際に複数同時起動が可能かどうかは、ご使用されているパソコンのハードウェアスペックに依存します。
具体的には

・マルチコアCPU搭載
・複数のUSBホストコントローラーを搭載
・処理が重いソフトが他に実行または常駐されていない

が条件となります。

このうち、「USBホストコントローラー」に関してはwindowsのデバイスマネージャーを開き、
「表示→デバイス(接続別)」を実行し、「PCIバス」の階層にて実装されているUSBホスト
コントローラーの数を確認する事が出来ます。

以下の画像はintel H77チップセット搭載のgigabyte H77M-D3Hの物ですが、
3つのUSBホストコントローラーを搭載していることが確認できます。
 

この例では、

1つめのホスト(USB2.0)に マウスや外付けドライブなど
2つめのホスト(USB2.0)に キャプチャデバイス(n3DS)
3つめのホスト(USB3.0)に キャプチャデバイス(PSV)

を接続しています。
通常、USB2.0専用ポート(黒いコネクタ)とUSB2.0/3.0兼用ポート(青いコネクタ)は
別々のUSBホストコントローラーが使用されていますので、これら色の違うポートに
それぞれ別のキャプチャデバイスを接続すると切り分けに成功しやすいと思われます。


なお、論理上の同時起動上限はn3DS_view 32台 + mPSV_view 32台の64台までと
なっていますが、物理的にはせいぜい4台までが限界と思われます。

USBホストコントローラーを切り分ける理由は、USB2.0ホストコントローラー1つあたりの
通信能力が380Mbps程度までなのに対して、キャプチャデバイスが270Mbpsほど使用
しなくてはならない為です。
※USB2.0規格上の上限値は480Mbpですが、ここまで出せる事はまずありません。
※USB3.0ホストでもUSB2.0規格のデバイスを接続した場合は同様です。


起動方法:

n3DS_viewのみなど、同じタイプのキャプチャデバイスで構成する場合は、
すべてのデバイスを接続したまま、ビューアーソフトウェアを順次起動してください。

n3DS_view + mPSV_view などのように異なるキャプチャデバイスで構成する場合は、
かならず1台づつパソコンにデバイスを接続しながら対応するビューアーソフトウェアを
起動するようにしてください。

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