2012年10月24日水曜日

SPA3A用液晶信号ビューアーソフト ver4.20


 SPA3A用液晶信号ビューアーソフトを更新いたしました。

 [download ver 4.20]


ver 4.20

 + サウンド周りの設計を見直しました
 + 上画面のみ表示時に「3Dランプ消灯時」の映像が表示出来ない不具合を修正しました
 + その他細かな修正を行いました

 今回のバージョンでは、従来よりもサウンドのノイズを減らせたと思います。

2012年10月18日木曜日

SPA3A用液晶信号ビューアーソフト ver4.10


 SPA3A用液晶信号ビューアーソフトを更新いたしました。

 [download ver 4.10]


ver 4.10

 + 一部環境で描画フレームが常に10~20fps欠落する現象への対策をしました
 + 描画前にモニタ側のV-SYNC待ちを行う設定を追加しました
 + EZ-USBのFX2ファームウェアを更新しました
   使用エンドポイントをEP6(512x4byte)→EP2(1024x4byte)に変更

今回のバージョンではフレームレートが45~50fpsあたりに落ち込んでいた環境でも60fps近辺をキープできるようになる可能性が高いです(フレーム落ちの原因は様々ですので、必ず解決できるとは限りません)。

モニタ側のV-SYNC待ち


 フレーム更新前にPCのモニタ側のV-SYNCを待つかどうかの設定です。
 ビューアーの受信が60fpsをキープしているのに画面がぎこちないときは、この設定にチェックを付けると改善される場合があります。

 ただし、モニタのV-SYNCとゲーム機側のV-SYNCのレートがかけ離れている場合は、逆にフレームレートが落ち込む場合があるので、その場合はチェックを外してください。


ライトバージョン ver1.20


 ライトバージョンのビューアーもver1.20に更新しました。
 こちらは、EZ-USB FX2(USBコントローラー)のファームウェアを4.10と同じものに揃えただけで、それ以外の修正および追加機能はありません。

 [download Light ver 1.20]

2012年10月16日火曜日

SPA3A用液晶信号ビューアーソフト ver4.00


 SPA3A用液晶信号ビューアーソフトを更新いたしました。

 [download ver 4.00]


ver 4.00

 + ノイズを含むフレームのスキップ処理をさらに強化しました
 + 下画面を別ウインドウに分離可能にしました
 + 旧DSソフト等倍ドットモードの拡大表示機能を追加しました(†)
 + 「回転」に右90°側への回転を追加しました

 + その他細かな修正を行いました

†3DSではSTARTボタンを押しながら旧DSソフトを起動するとドット表示が等倍になります。
 この状態にてビューアーで「256x192x2画面を拡大[F2]」を実行すると、額縁状態の画面が目一杯に拡大されるので、画面のボヤケを無くすことが出来ます。

 また、ビューアーと同じフォルダにある「n3DS_view.ini」をテキストエディタで開き、

 BACK_BUFFER_X_SIZE=1024
 BACK_BUFFER_Y_SIZE=1024

を変更してバックバッファサイズを大きくすると、フィルターメニューで「no filter」を選択時に発生するジャギーを軽減できます。ただし大きくし過ぎるとフレーム落ちが発生しますので2048x2048あたりをお勧め致します。

USB3.0ポートでのフレーム落ち検証


(2012/10/18追記)
 ver4.10以降のビューアーソフトから、本件の対策を行いましたのでフレーム落ちはかなり改善されています。


 「intel H77/B75等のチップセット搭載のマザーボード環境にてフレームレートが安定しない」とのご報告を受けましたので、B75搭載のマザーボードを購入して動作を検証してみました。

まず、以下のようにデバイスマネージャーの接続別表示にて










「インテル(R) USB3.0 eXtensible ホストコントローラー」の下流にカメレオンUSB SPA3Aキットを接続し液晶ビューアーを起動したところ、

 ・転送レートが199Mbps以下のモード→ ほぼ60fpsで安定
 ・転送レートが200Mbps以上のモード→ 45~55fpsに低下

 という結果が得られました。


つぎに、以下のように同じくデバイスマネージャーの接続別表示にて












USB2.0のホストコントローラーの下流にカメレオンUSB SPA3Aキットを接続し液晶ビューアーを起動したところ、

 ・転送レートが199Mbps以下のモード→ ほぼ60fpsで安定
 ・転送レートが200Mbps以上のモード→ ほぼ60fpsで安定

 という結果が得られました。

 結論として、USB3.0のホストコントローラーのハード的な仕様か、デバイスドライバのソフト的な仕様かは推し量れませんが、転送レートがおおよそ240Mbpsを越える場合は安定して受信が出来なくなるようです。


 …というわけで、これらのマザーボードではUSB2.0のポートを選んで接続されることをお勧めします。

 ただし、見た目は黒いコネクタでUSB2.0のポートのはずなのに、「インテル(R) USB3.0 eXtensible ホストコントローラー」のUSB2.0の物理層に接続されているという良くわからない状態のマザーボードもあります。実際にどちらのポートに接続されているかは「デバイスマネージャーの接続別表示」にて確認してください。

※逆に、青いコネクタでUSB3.0のポートなのに、USB2.0の物理層のみUSB2.0コントローラーに繋がっているケースもあります。 この場合はUSB3.0のコネクタにカメレオンUSB SPA3Aを接続することで良好ななパフォーマンスを得ることが出来ます。

2012年10月10日水曜日

SPA3A用液晶信号ビューアー  ライトバージョン公開


 SPA3A用液晶信号ビューアーソフトの軽量版を公開します。

 [download Light ver 1.11] 公開終了


この"ライトバージョン"は動作の安定性を重視し、

 ・16bitカラー(R5G6B5)
 ・上下画面同時60fps
 ・2D表示

 のみに機能を限定したバージョンです。

 通常版よりもデータ転送レートが2/3に減少していることと、通常版にある複雑なモード可変によるタイミングのシビアさが削減されているため、通常版のver1.0x~ver3.0xにて描画が安定しない環境やハード個体でも綺麗に画面を映し出せる可能性があります。


なお、通常版に未実装の

 ・下画面を別ウインドウに分離して表示する機能
 ・DSソフトを256x192モードで起動した際の拡大表示機能

を試験的に実装してあります。

この"ライトバージョン"は

 ・旧DSソフトを遊ぶとき
 ・色数が減ってもあまり気にならない3DSソフトを遊ぶとき†
 ・3D表示を使用しない場合
 などのシチュエーションにもお勧めです。



†例えばモデルの肌にきめ細かいシェーディングが掛かった3Dギャルゲーなどは減色の影響が目立って辛いと思われます。

2012年10月5日金曜日

SPA3A用液晶信号ビューアーソフト ver3.01


 SPA3A用液晶信号ビューアーソフトを更新いたしました。

 [download ver 3.01] 公開終了


 ver3.00のフレーム落ちや縦線ノイズの対策をしたhotfixです。
 大きな追加機能はありません。