2012年11月23日金曜日

オーディオアイソレーター試用結果


 グラウンドループ対策として、オーディオアイソレーターで音声信号を電気的に切り離してみました。 
参考記事:サウンドノイズの検証結果 

 オーディオアイソレーターとはトランスを使用して、電気的に非接触で音声信号を伝達する機器です。トランス2個で簡単に自作できますが、カーオーディオ向けのアイソレーターが通販で1000円程度で買えますので、既製品を買ってしまった方が早いと思います。


 今回はBOSSのB-25Nを使用してみました。



 すると、直接ラインインに接続していた時には酷く唸っていたハムノイズが、アイソレーターを経由させるとピタっと鳴り止みました。よく、USBサウンドキャプチャを経由するとノイズが無くなる事例がありますが、恐らく、作りの良いキャプチャデバイスにはアイソレーターが実装されているのでは無いかと思われます(安物のサウンドキャプチャではノイズは消えませんでした)。



 ちなみに、B-25Nの中身は単純にトランスが2個入ってるだけです(笑)


入出力端子がRCAなのが難点ですので、私は3.5mmピンジャックに加工しました。加工が出来ない人は変換ケーブルを使用すると良いでしょう。



 なお、ヘッドフォン単体接続でもノイズが乗っている場合はアイソレーターを使用しても効果はありませんので注意してください。