「SPA3A用液晶信号ビューアーソフト ver3.00」のデジタルサウンド出力の設定項目に関する補足です。
・サンプルレート
これはPC側の再生レートです。
3DS側からは約32000Hzでサウンドデータが送信されますが、PC側も3DS側も正確に32000Hzで再生しているわけではないのでギャップが生じるという問題があります。
PC側の再生レートが3DSより遅いと、PC側のバッファがオーバーフローしてしまい、処理が滞りエコーのようなノイズが入ります。また、描画データの受信状態も悪くなるのでフレームレートが不安定になります。
逆にPC側の再生レートが3DSより速い場合は、データに空白が出来るためプチプチしたノイズが入りやすくなります。ただし、こちらの場合は描画処理には影響がでません。
従って、32100~32700Hz辺りに設定しておくのがお勧めです。
・バッファサイズ
「3DS側から得たサウンドデータをどれくらい貯めてからDirectSoundに送るか?」の設定です。
バッファサイズを増やすとノイズが軽減されますが、貯め込むぶん確実に遅延が発生します。
・バッファ数
DirectSound側で同時に受け取れるデータブロックの個数です。
こちらも増やすとノイズが軽減されますが、遅延が大きくなる事があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。